SBI証券セレクトプランでiDeCoをやるメリットは?おすすめ商品は?すべて解説

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2021.10.01更新
(2019.02.05公開)

iDeCo(イデコ)

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SBI証券セレクトプランでiDeCoをやるメリットは?おすすめ商品は?すべて解説

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2021/10/1)

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)をはじめるには、銀行や証券会社でiDeCo専用の口座開設をする必要があります。

これまで投資に縁のなかった人は、「iDeCoも普段利用している銀行でいいか……」となりがちですが、ちょっと待って!それ、すごくもったいないんです!!

iDeCoをはじめるなら、おすすめの金融機関があります。それを紹介するシリーズ企画、今回は「SBI証券セレクトプラン」を取り上げます。

おすすめの理由からおすすめ商品まで、初心者にもわかりやすく解説しますので、一緒に見ていきましょう。

※SBI証券のiDeCoにはもうひとつ「オリジナルプラン」がありますが、現在は新規申込を停止しています。

SBI証券セレクトプランiDeCoのメリット

SBI証券セレクトプランのiDeCoには、①毎月の口座管理手数料が安い、②商品にかかる手数料も安い、③ロボアドバイザーが商品選びをサポート、以上3つの大きなメリットがあります。

ひとつずつ詳しく解説します。

① 毎月の口座管理手数料が安い

SBI証券セレクトプランのiDeCoなら、毎月の口座管理手数料が安い

知らない人もいるかもしれませんが、iDeCo専用口座には、初期費用と毎月の口座管理手数料がかかります。

初期費用はほとんどの金融機関が2829円で横ならびですが、毎月の口座管理手数料はそれぞれの金融機関によって差があります。もちろん、安いに越したことはありません。

SBI証券セレクトプランの口座管理手数料は、月々171円で業界最安水準となっています。なかには611円かかる金融機関もあり、その差は、

1ヶ月で440円
1年間で5280円
10年間で5万2800円

と、ボディーブローのようにジワジワ効いてきます。

せっかく老後のための資産を作っているのに、手数料で損をしては元も子もありませんよね。

無駄なコストはできるだけ抑える、これは賢く資産を増やすための大切なポイントです。

口座管理手数料が最安水準171円の金融機関

SBI証券セレクトプラン イオン銀行
auアセットマネジメント auカブコム証券
大和証券 野村證券
松井証券 マネックス証券
楽天証券

※誰でも無条件で171円の金融機関のみ掲載

② 商品にかかる手数料も安い

SBI証券セレクトプランのiDeCoなら、商品にかかる手数料も安い

SBI証券セレクトプランがお得なのは、口座管理手数料だけではありません。

iDeCoでは毎月積み立てたお金を「定期預金」や「投資信託」で運用しますが、その投資信託も手数料の安いものが揃っています

投資に詳しくない人のためにざっくり説明すると、投資信託は保有している間、「保有残高×数%(年率)」の手数料がかかります(この手数料を信託報酬と呼びます)。

これは、あなたに代わって預かったお金を増やすための、言わば運用代行手数料のようなものです。

SBI証券セレクトプランの商品がどれだけお得か、口座管理手数料が同じ171円の他8社と比べてみましょう。

株式インデックスファンドの手数料比較

  総評 日本株式 米国株式 先進国株式 新興国株式 全世界株式
SBI証券セレクトプラン 0.154% 0.0968% 0.10230% 0.1870% 0.1102%
マネックス証券 0.154% 0.0968% 0.10230% 0.1870% 0.1144%
松井証券 0.154% 0.0968% 0.10230% 0.1870% 0.1144%
楽天証券 0.176% 0.1620% 0.10989% 0.3740% 0.2120%
イオン銀行 0.154% 0.10989% 0.5995%
野村證券 × 0.154% 0.15400% 0.2750%
大和証券 × 0.154% 0.15400%
auカブコム証券 × 0.198% 0.22000% 0.3740%
auアセットマネジメント ×

※手数料はすべて年率、取り扱いがない場合は「-」表記

ご覧の通り、主要株式インデックスファンドのすべてで最安水準の商品を取り揃えています

なかには、「手数料が高い方がお金を増やしてくれるのでは?」と、安かろう悪かろうが頭をよぎる人もいるでしょう。

でも、心配は無用です。

ここに挙げた商品は「インデックス型」といって、同じカテゴリー内であれば、基本同じ値動きになります。よって、手数料の安さは素直に「お得!」と考えて問題ありません。

もちろん、SBI証券セレクトプランのiDeCoは元本保証の定期預金も選べます。絶対に元本割れは避けたいという人も、安心して利用することができますね。

③ ロボアドバイザーが商品選びをサポート

SBI証券セレクトプランのiDeCoなら、ロボアドバイザーが商品選びをサポート

SBI証券セレクトプランをおすすめする理由3つめは、ロボアドバイザーによる商品選びサポートです。

あなたは、年齢や投資経験、利益損失イメージなど、簡単な4つの質問に答えるだけ。それだけでロボアドバイザーが、あなたに適したおすすめ商品を教えてくれます

「SBI-iDeCoロボ」の画面イメージ

SBI-iDeCoロボ画面

あとは加入者画面に進んで積立金額を設定すればOK。これならiDeCoを機にはじめて投資をする人でも、商品選びが楽になりますね。

ちなみに、前述した口座管理手数料が最安水準10社の中で、このようなサービスを提供しているのはSBI証券セレクトプランとマネックス証券だけ。初心者への行き届いた配慮は高評価です。

SBI証券セレクトプランiDeCoの詳細はこちら!

SBI証券セレクトプランiDeCoのデメリット

これだけ優秀なSBI証券セレクトプランのiDeCoにも、限定的なデメリットは存在します。こちらもあわせて理解しておきましょう。

① 対面サポートがない

SBI証券は店舗を持たないネット証券会社なので、直接スタッフと会って対面でサポートを受けることができません。

メールや電話ベースではなく、対面サポートを希望される方には不向きといえるでしょう

② 定期預金金利なら上がいる

SBI証券セレクトプランのiDeCoでも定期預金は選べますが、おなじ口座管理手数料無料のイオン銀行と比べて金利が若干劣ります(SBI証券0.01%、イオン銀行0.05%、2021年9月現在)。

掛け金の全額を定期預金で運用したい方には、イオン銀行のほうが合っているかもしれません

SBI証券セレクトプランのiDeCo商品を解説

ここからは、SBI証券セレクトプランの商品について解説します。

商品名 ①商品種別 ②投資対象 ③投資地域 ④運用手法 ⑤積立
リターン
⑥信託報酬
ひふみ年金 元本変動型(投資信託) 株式 国内 アクティブ 133.55% 0.8360%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド インデックス 133.17% 0.1540%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金> アクティブ 131.51% 1.6500%
野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け) アクティブ 131.30% 0.9350%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) インデックス 130.03% 0.1540%
つみたて椿 アクティブ 128.30% 0.9900%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 先進国 インデックス 141.56% 0.1023%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド インデックス 141.52% 0.1023%
EXE-i グローバル中小型株式ファンド インデックス 139.81% 0.3270%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) アクティブ 139.28% 1.4630%
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用) インデックス 136.06% 0.1760%
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド 新興国 アクティブ 128.38% 2.1240%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス インデックス 122.88% 0.1870%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 米国 インデックス 144.91% 0.0968%
農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね アクティブ 132.47% 0.9900%
iFree NYダウ・インデックス インデックス 131.73% 0.2475%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 全世界 インデックス 138.90% 0.1144%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド インデックス 138.34% 0.1102%
セゾン資産形成の達人ファンド アクティブ 135.00% 1.3500%
朝日Nvestグローバルバリュー株オープン アクティブ 114.51% 1.9800%
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 債券 国内 インデックス 99.60% 0.1320%
SBI-PIMCO 世界債券アクティブファンド(DC) 先進国 アクティブ 106.80% 0.8294%
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス インデックス 106.24% 0.1540%
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) インデックス 101.49% 0.1760%
iFree 新興国債券インデックス 新興国 インデックス 104.54% 0.2420%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド リート 国内 インデックス 116.53% 0.2750%
三井住友・DC外国リートインデックスファンド 先進国 インデックス 125.78% 0.2970%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 複合資産 全世界 インデックス 119.98% 0.5700%
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) インデックス 118.86% 0.1540%
iFree 年金バランス 国内・先進国 インデックス 118.83% 0.1749%
SBIグローバル・バランス・ファンド 全世界 アクティブ 114.98% 0.2799%
セレブライフ・ストーリー2055 アクティブ 114.31% 0.6542%
セレブライフ・ストーリー2045 アクティブ 111.41% 0.6593%
セレブライフ・ストーリー2035 アクティブ 108.29% 0.6584%
セレブライフ・ストーリー2025 アクティブ 105.58% 0.6598%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 純金 インデックス 111.09% 0.9900%
あおぞらDC定期(1年) 元本確保型(定期預金)
商品名 ①商品種別 ②投資対象 ③投資地域 ④運用手法 ⑤積立
リターン
⑥信託報酬

SBI証券セレクトプランで選べる商品数は、上表の37本です。表を元にそれぞれどんな特徴があり、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

① 商品種別

上表のとおり、SBI証券セレクトプランの商品は大きく、元本変動型(投資信託)、元本確保型(定期預金)に分かれています。

それぞれの特徴・メリット・デメリットは以下のとおりです。

元本変動型商品(投資信託)

投資信託とは、投資家から集めたお金をファンドマネジャーと呼ばれる専門家がいろいろな資産に投資して、投資成果を還元してくれる金融商品です。メリットは資産が大きく増える可能性があること、デメリットはその逆で、資産が減って元本割れする可能性があることです。

元本確保型商品(定期預金)

定期預金の特徴については説明の必要はないでしょう。投資信託と比べて、メリットは元本割れがないこと、デメリットは資産を大きく増やせないことです。

効率よく老後資金を作るためには、積み立てたお金を増やすことも考えるべきです。定期預金ではお金を増やせないので、掛け金の一部でもいいので投資信託を活用することをおすすめします

② 投資対象

上表のとおり、SBI証券セレクトプランの投資信託の投資対象は、株式、債券、リート、複合資産、純金に分かれています。

それぞれの特徴・メリット・デメリットは以下のとおりです。

株式

企業が発行する株式に投資するタイプの投資信託です。企業に出資したことになるので、企業側は返済の義務がありません。その分、業績不振などで株価が下がるリスクはありますが、企業が大きく成長すればそれに見合った大きな利益を手にすることができます。いわゆるハイリスク・ハイリターンです。

債券

国や企業が発行する債券に投資するタイプの投資信託です。国や企業にお金を貸したことになるので、国や企業側は返済の義務があります。株式に比べて安心感がありますが、その分、リターンも限定的になります。いわゆるローリスク・ローリターンです。

リート

オフィスビルや商業施設、マンションなどに投資するタイプの投資信託です。この商品を保有することは、大家さんになるのと同じことになります。なので、不動産価値が上がれば家賃収入が増えて利益がでますが、逆に価値が下がって家賃収入が減るリスクもあります。ざっくり、株式と債券の中間くらいのリスク・リターンとみていいでしょう。

複合資産

1本で株式・債券・リートなど複数の資産に投資するタイプの投資信託です。複合資産のメリットは、分散にあります。たとえば株式市場が好調で債券市場が不調なとき、株式一点集中していると不調の波に飲まれてしまいますが、分散していればその波を穏やかにすることができます。このようにバランスを取りやすいことから、別名バランス型投資信託とも呼ばれています。

純金

純金に投資するタイプの投資信託です。純金はそれ自体に価値があり、その価値は世界共通なので、安心資産のひとつとして人気があります。ただ、株式・債券・リートと違い利益を生み出すものではないので、値動きも限定的です。有事の金と言われ、コロナショックなど世界経済が不安定になったとき、相対的に価値が上がる傾向があります。

資産を増やすためには、リターンが見込める株式タイプを取り入れたいところです。株式タイプをベースに、債券タイプや定期預金を使ってポートフォリオを組むのがおすすめです。1本で簡単にリスク・リターンのバランスが調整できる複合資産タイプもおすすめです

③ 投資地域

上表のとおり、SBI証券セレクトプランの投資信託の投資対象は、国内、先進国、新興国、米国、全世界に分かれています。

それぞれの特徴・メリット・デメリットは以下のとおりです。

国内

日本国内に投資するタイプの投資信託です。みなさんお分かりのとおり、日本は政情も安定していて、経済も成熟した国です。なので、投資しても大きく破綻する心配が少ない面はメリットといえます。一方で経済成長率は先進国のなかでも低いほうなので、今後の成長が心配な面はデメリットといえるでしょう。

先進国

アメリカや欧州の約20の海外先進国に投資するタイプの投資信託です。世界経済の中心であるアメリカへの投資割合が多いので、基本的にアメリカ経済の動向に沿った値動きになります。日本同様に経済は安定していて、かつ日本より経済成長が見込めます。

新興国

約30の新興国に投資するタイプの投資信託です。中国を筆頭に、これからの大きな経済成長が期待できる国に投資をすることで、成長したあかつきには大きなリターンを得ることができます。これが国内、先進国にはない魅力です。一方、新興国は政情が不安定な国も多く、その分リスクも大きいといえます。

米国

アメリカに絞って投資するタイプの投資信託です。先進国のなかで経済成長率が高いアメリカに絞って投資することで、安定感と成長率のいずれも取り込むことができます。ただし、一極集中なのでアメリカ経済が崩れるとリカバーがききません。

全世界

国内、先進国、新興国すべてに投資するタイプの投資信託です。投資地域を分散することで、それぞれのメリットを取り入れ、デメリットを薄めることができます。

国内は経済成長率の心配、新興国の成長はある種の賭けみたいなところがあるので、ベースは先進国を選ぶのが良いでしょう。1本で全世界に分散してくれる商品もおすすめです

④ 運用手法

上表のとおり、SBI証券セレクトプランの投資信託の運用手法は、インデックス、アクティブに分かれています。

それぞれの特徴・メリット・デメリットは以下のとおりです。

インデックス

インデックス(指数)とは、文字通り指数に沿った値動きを目指す投資信託のことです。国内株式なら日経平均株価やトピックス、先進国株式ならMSCIコクサイなど、世界中の株式市場にはそれぞれ株価の動向を表す指数があります。インデックス型投資信託は、各市場の対象銘柄を機械的にすべて購入して、それぞれの市場平均(指数)をとりにいく運用手法です。

アクティブ

機械的に市場の全銘柄を購入するインデックスに対して、儲かりそうな銘柄だけを選定して購入するのがアクティブ投資信託です。銘柄の選定は、ファンドマネジャーと呼ばれる専門家が行います。儲かりそうな銘柄だけを選定するわけですから、基本はインデックス以上の利益を目指して運用されます。その分、インデックスよりも信託報酬(手数料)が高い商品が多いです。

市場平均以上を目指すアクティブは魅力ですが、実際に市場平均以上の成績を叩きだせるファンドは多くありません(上表の積立リターン参照)。ベースはインデックスタイプから選ぶことをおすすめします

⑤ 積立リターン

SBI証券セレクトプランの運用商品に毎月一定額を積み立てるとどれだけのリターンが得られたかを試算して、上表に掲載しています(積立期間2018年11月~2021年9月)。

ご覧のとおり、株式のリターンが大きく、債券のリターンが小さいという特徴が見てとれます。また、多くのカテゴリーでインデックスタイプのリターンがアクティブに優っていますが、「経済成長率が低い国内株式」と「経済が不安定な新興国株式」においては、儲かりそうな銘柄だけを選定して購入するアクティブタイプが優勢ということもわかります。

なお、投資信託の運用実績として騰落率やトータルリターンが一般的ですが、あれは、2018年11月に購入していたら2021年9月の時点でどうなっているか、という一括購入の目安になる指標です。iDeCoのような積立投資の場合は、積立リターンを調べることをおすすめします

⑥ 信託報酬

信託報酬とは、投資信託を保有している間にかかる手数料です。保有残高に対して年○%という形で設定されていて、保有残高から毎日少しずつ徴収されていきます。

信託報酬はコストなので安いほうが良いのですが、異なるカテゴリー同士で比較してはいけません。

たとえば、国内株式のインデックスファンドと新興国株式のインデックファンドでは、それぞれの信託報酬の相場が違うので、比較に意味がありません。国内株式インデックスファンドと国内株式アクティブファンドでも同様です。

信託報酬を比較する場合は、同じカテゴリー(投資対象・投資地域・運用手法)の投資信託を比較して安いほうを選ぶようにしましょう。

比較ポイントまとめ

商品の種類が多くて悩んでしまうかもしれませんが、以上6つのポイントを比較することで選びやすくなるのではないでしょうか? 改めて比較ポイントを抜粋してまとめます。

① 商品種別

  1. 元本変動型(投資信託)⇐おすすめ
  2. 元本確保型(定期預金)

② 投資対象

  1. 株式 ⇐おすすめ
  2. 債券
  3. リート
  4. 複合資産 ⇐おすすめ
  5. 純金

③ 投資地域

  1. 国内
  2. 先進国 ⇐おすすめ
  3. 新興国
  4. 米国 ⇐おすすめ
  5. 全世界 ⇐おすすめ

④ 運用手法

  1. イデックス ⇐おすすめ
  2. アクティブ

⑤ 積立リターン

カテゴリー(投資対象・投資地域)ごとに、どの銘柄がどれだけ利益を上げているかチェックしよう。

⑥ 信託報酬

同じカテゴリー(投資対象・投資地域・運用手法)なら信託報酬が安いほうを選ぼう。

SBI証券セレクトプランのiDeCoおすすめ商品

ここからは、SBI証券セレクトプランのiDeCoおすすめ商品をいくつかご紹介します。

資産を増やすためには、リターンが見込める株式タイプを取り入れるべきす。なので、国内株式、先進国株式、米国株式、全世界株式、複合資産(株式含む)、以上5つのカテゴリーからそれぞれ1本ずつiDeCoおすすめ商品をご紹介します。

① 国内株式カテゴリーからおすすめ投資信託
ひふみ年金

ひふみ年金は、レオス・キャピタルワークスが運用する確定拠出年金専用ファンドです。投資先などファンドの中身は、純資産総額(そのファンドに集まったお金の規模)が約5000億円の人気ファンド「ひふみプラス」とまったく同じものになります。

ファンドマネジャーの徹底的な調査・分析によって、国内株式のなかから長期的な利益を出せる銘柄を厳選して投資してくれます。一部、アメリカの株式にも投資しています。

積立リターンは国内株式のインデックスファンドを上回っており、日本株式に投資したい方にはおすすめの1本です。

運用会社 レオス・キャピタルワークス
①商品種別 元本変動型(投資信託)
②投資対象 株式
③投資地域 国内
④運用手法 アクティブ
⑤積立リターン 133.55%
⑥信託報酬 0.836%

② 先進国株式カテゴリーからおすすめ投資信託
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用するファンドです。MSCIコクサイインデックスという先進国の株価動向を表す指数に沿った値動きをします。

1本で先進国22カ国、約1300銘柄の株式に投資してくれます。なかでも全体の約70%を占めるアメリカ株式への投資割合が多いです。具体的な銘柄では、アップル、マクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど、アメリカを代表する大企業が目立ちます。

先進国株式インデックスファンドのなかで信託報酬は最安レベル。純資産総額も2500億円と潤沢です(2021年9月現在)。先進国株式に投資したい方にはおすすめの1本といえます。

運用会社 三菱UFJ国際投信
①商品種別 元本変動型(投資信託)
②投資対象 株式
③投資地域 先進国
④運用手法 インデックス
⑤積立リターン 141.56%
⑥信託報酬 0.1023%

③ 米国株式カテゴリーからおすすめ投資信託
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が運用するファンドです。S&P500インデックスという米国の株価動向を表す指数に沿った値動きをします。

1本で米国を代表する500銘柄の株式に投資してくれます。具体的な銘柄だと、アップル、マクロソフト、アマゾン、フェイスブック、グーグルなどが挙げられます。

米国株式インデックスファンドのなかで信託報酬は最安レベル。純資産総額も6500億円と潤沢です(2021年9月現在)。米国株式に投資したい方にはおすすめの1本といえます。

運用会社 三菱UFJ国際投信
①商品種別 元本変動型(投資信託)
②投資対象 株式
③投資地域 米国
④運用手法 インデックス
⑤積立リターン 144.91%
⑥信託報酬 0.0968%

④ 全世界株式カテゴリーからおすすめ投資信託
SBI・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用するファンドです。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという全世界の株価動向を表す指数に沿った値動きをします。

1本で日本・先進国・新興国の約50カ国、約8000銘柄の株式に投資してくれます。ここまで多くの銘柄に分散して株式投資できるファンドは多くありません。

全世界株式インデックスファンドのなかで信託報酬は最安レベル。取り扱い金融機関が限定されているため、純資産総額は350億円(2021年9月現在)とここで取り上げた他ファンドに比べて少なく映りますが、それでも十分な水準です。全世界株式に投資したい方にはおすすめの1本といえます

運用会社 SBIアセットマネジメント
①商品種別 元本変動型(投資信託)
②投資対象 株式
③投資地域 全世界
④運用手法 インデックス
⑤積立リターン 138.34%
⑥信託報酬 0.1102%

⑤ 複合資産カテゴリーからおすすめ投資信託
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用するバランス型ファンドです。世界30カ国以上の株式と、10カ国以上の債券に分散投資をしてくれます。株式と債券の資産配分比率は、原則として50%:50%です。

債券が50%組み入れられているので株式100%のファンドより積立リターンは劣りますが、その分、株式の値下がり局面では下げ幅を抑えてくれます。

複合資産インデックスファンドのなかで信託報酬が安いとは言えませんが、巧みな資産配分で積立リターンはNo.1。純資産総額も2800億円と潤沢です(2021年9月現在)。

複合資産タイプのメリットは、たった1本だけで十分リスクを抑えた運用ができること。そんな運用をご希望の方には、おすすめの1本です。

運用会社 セゾン投信
①商品種別 元本変動型(投資信託)
②投資対象 複合資産
③投資地域 全世界
④運用手法 インデックス
⑤積立リターン 119.98%
⑥信託報酬 0.5700%

【結論】SBI証券セレクトプランのiDeCoはおすすめ!

ここまで、SBI証券セレクトプランでiDeCoをやることのメリット・デメリット解説、運用商品の特徴・メリット・デメリット解説、そしておすすめ商品をご紹介しました。

「iDeCoも普段利用している銀行でいいか……」と思っていたあなたも、しっかり比較して決めることの重要性がわかったのではないでしょうか?

最後にもう一度だけ要点をまとめます。

SBI証券セレクトプランiDeCoのデメリット

  1. 対面サポートがない
  2. 定期預金金利なら上がいる

せっかくiDeCoをやるのであれば、賢く資産運用したいもの。その第一歩がiDeCo口座開設です。損しないためにしっかり選んで、うん十年後の自分に褒めてもらいましょう。

SBI証券セレクトプランiDeCoの詳細はこちら!

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