証券口座をどこで作るかで悩んでいる人の中には、「SBIネオモバイル証券」を候補にしている人も多いでしょう。そこで本記事では「SBIネオモバイル証券」でできること、できないこと、「SBIネオモバイル証券」で口座開設するメリット等、詳細情報をまとめました。
SBIネオモバイル証券の利用料金
SBIネオモバイル証券を利用するには、「月額サービス利用料」というコストが掛かります。月額サービス利用料は、月間の取引金額(FX、eワラントは除く)により変動します。
月間の取引金額(FX、eワラントは除く) | ||||
---|---|---|---|---|
0~50万円 | ~300万円 | ~500万円 | ~1000万円 | 以降100万円増えるごとに+1100円 |
220円 | 1100円 | 3300円 | 5500円 |
取引がない月でも月額サービス利用料(220円)が掛かってしまうのが難点ですが、毎月もらえる200円相当のポイント(期間固定Tポイント200pt)でまかなうことができます。また、サービス利用の一時停止手続きをすることで、月額サービス利用料の発生を止めることも可能です(一時停止中は期間固定Tポイント200ptの付与なし)。
SBIネオモバイル証券でできること
SBIネオモバイル証券でできることは以下の通りです。詳しく見ていきましょう。
国内株(現物取引)
SBIネオモバイル証券では、国内株の現物取引ができます。取引に手数料は掛かりません。前述した月額サービス利用料のみで行うことができます。
月50万円までの取引なら実質ほぼ無料
SBIネオモバイル証券の利用者なら、毎月200円相当のポイント(期間固定Tポイント200pt)がもらえます。これによって、月50万円までの取引に掛かる月額サービス利用料(220円)をまかなうことができます。
単元未満株取引
SBIネオモバイル証券では、単元未満株の取引ができます(サービス名:S株)。取引に手数料は掛かりません。前述した月額サービス利用料のみで行うことができます。
月50万円までの取引なら実質ほぼ無料
SBIネオモバイル証券の利用者なら、毎月200円相当のポイント(期間固定Tポイント200pt)がもらえます。これによって、月50万円までの取引に掛かる月額サービス利用料(220円)をまかなうことができます。
単元未満で取引できる銘柄数が多い
単元未満株だと取扱銘柄を絞っているところが多いですが、SBIネオモバイル証券なら東京証券取引所(1部/2部/マザーズ/JASDAQ)に上場している銘柄すべて取引可能です。
国内ETF/ETN/REIT
SBIネオモバイル証券では、国内ETF/ETN/REITの現物取引ができます。取引に手数料は掛かりません。前述した月額サービス利用料のみで行うことができます。
月50万円までの取引なら実質ほぼ無料
SBIネオモバイル証券の利用者なら、毎月200円相当のポイント(期間固定Tポイント200pt)がもらえます。これによって、月50万円までの取引に掛かる月額サービス利用料(220円)をまかなうことができます。
新規公開株式(IPO)/公募増資・売出(PO)
SBIネオモバイル証券は、新規公開株式(IPO)/公募増資・売出(PO)に対応しています。
1株からIPO申し込みできる
SBIネオモバイル証券のIPOは1株から申し込み可能なので、少額から試したいという投資初心者の方でも気軽に購入することができます。
eワラント
SBIネオモバイル証券では、eワラント(サービス名:ネオW)取引ができます。取引に手数料は掛かりません。前述した月額サービス利用料のみで行うことができます。
1週間後の日経平均を予測して1口200円から!
SBIネオモバイル証券で取り扱うeワラント(ネオW)は、1週間後の日経平均が「上がる」「下がる」「変わらず」の3つから選んで投資するシンプルな商品です。1口200円(Tポイント使用可)からなので、投資初心者の方でも気軽に購入することができます。
FX
SBIネオモバイル証券では、FX取引ができます。取引に手数料は掛かりません。前述した月額サービス利用料のみで行うことができます。
最低取引単位1通貨なので少額で取引できる
最低取引単位1,000通貨・10,000通貨と設定しているところが多い中、SBIネオモバイル証券は1通貨から取引OK。まずは勉強を兼ねて少額でやってみたい、という人にはピッタリです。
FXの取引コストが安い
SBIネオモバイル証券のFX取引手数料は完全無料です。スプレッドは取引通貨数によって変動。米ドル/円は1000通貨まで0銭と圧倒的な安さです。
取引通貨数 | ||||
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~500 | ~1000 | ~1万 | ~300万 | |
米ドル/円 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.3 |
ユーロ/円 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.6 |
英ポンド/円 | 0.9 | 0.9 | 1.0 | 1.1 |
豪ドル/円 | 0.6 | 0.6 | 1.0 | 1.1 |
ポイント投資
SBIネオモバイル証券では、お手持ちの「Tポイント」を使ってポイント投資を行うことができます。
Tポイントで株式投資、eワラント、FXができる
国内株/ETF/ETN/REIT・eワラントの購入金額や、FXの証拠金の一部または全額に「Tポイント」を1pt=1円から使用することができます。
ロボアドバイザー(ラップ)
SBIネオモバイル証券には、「WealthNavi for ネオモバ」という銘柄選びから売買管理まですべてをお任せできるサービスがあります。
あなたにあった銘柄を選んで自動で売買してくれる
「WealthNavi for ネオモバ」なら、簡単な6つの質問に答えるだけでその人にあった銘柄(海外ETF)を選んで、しかも自動で売買を行ってくれます。難しいことはすべてお任せできるので、投資初心者の方には非常に嬉しいサービスですね。
1万円からスタートできて手数料も良心的
「WealthNavi for ネオモバ」は1万円の少額からスタートできるので気楽に試せます。取引手数料も預かり資産評価額の1%(年率、消費税別)と、同種のサービスと比べて良心的な設定です。
SBIネオモバイル証券でできないこと
SBIネオモバイル証券では以下の金融商品・取引は取り扱いがありません。これらの金融商品・取引をご希望の方は、取り扱いのある他の証券会社にも口座を持った方がよいでしょう。
取り扱いのない金融商品・取引
- 信用取引
- 外国株式/海外ETF
- 投資信託
- 夜間取引
- 貸株サービス
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
- iDeCo(イデコ)
- 国内債券/外国債券
- 先物取引/オプション取引
- 金/銀/プラチナ
- バイナリーオプション
- CFD
- 暗号資産(仮想通貨)
SBIネオモバイル証券で口座開設するメリット
ここまでSBIネオモバイル証券でできること・できないことを解説しました。おしまいにSBIネオモバイル証券で口座開設することのメリットをまとめます。
SBIネオモバイル証券で口座開設するメリット
- 月50万円までの国内株/ETF/ETN/REITの取引コストが実質ほぼ無料
- 単元未満で取引できる銘柄数が多い
- IPOが1株から申し込みできる
- 1口200円から買える個性的なeワラントがある(ネオW)
- 最低通貨単位1通貨なので少額からFX取引できる
- FX手数料無料、スプレッドも最安水準(米ドル/円は1000通貨まで0銭!)
- Tポイントを使って国内株/ETF/ETN/REIT、eワラント、FX取引ができる
- 「WealthNavi for ネオモバ」で1万円から全自動おまかせ投資OK、手数料も良心的
ごらんの通り、SBIネオモバイル証券で口座を開設することはメリットが多いです。特に投資初心者への配慮が素晴らしいですね。1株からIPO申込、1口200円のeワラント、FXの最低通貨単位1通貨、Tポイント投資OK、1万円から全自動おまかせ投資等々、「勉強を兼ねて少額で試したい」という初心者のニーズを満たすに十分なサービス内容と言えるでしょう。
取引ツールの使いやすさや、提供される投資情報などが気になる方もいると思いますが、これらは「相性」がモノを言う部分です。SBIネオモバイル証券のサービス内容に興味がある方は、実際に口座を開設して、ご自身で触れてみることをおすすめします。