【手数料最安水準】iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関7選【証券会社&銀行を比較】

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2024.11.19更新
(2017.10.02公開)

iDeCo(イデコ)

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【手数料最安水準】iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関7選【証券会社&銀行を比較】

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2024/11/19)

iDeCo(イデコ)をはじめるには、銀行や証券会社でiDeCo専用口座を開設する必要があります。

これまで投資に縁のなかった人は、「iDeCoも普段利用している銀行でいいか……」となりがちですが、ちょっと待って!それ、すごくもったいないんです!!

この記事では、iDeCoおすすめ金融機関とその理由について、わかりやすく解説します。

損しないiDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイント

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関ランキングを発表する前に、まずは金融機関の選び方について触れておきましょう。

iDeCoの金融機関選びで損しないためには、①口座管理手数料、②商品ラインナップ、③その他の付加価値を比較することが大切です。ひとつずつ解説しましょう。

iDeCoの金融機関選び3つのポイント

1.口座管理手数料が一番安い金融機関を選ぶべし

10年間での口座管理手数料の差

iDeCo専用口座を開設すると、「初期費用」と「毎月の口座管理手数料」がかかることをご存じでしょうか? 

初期費用はほとんどの金融機関が2829円で横並びですが、毎月の口座管理手数料は最も安い金融機関で171円、高いところだと589円で、その差は1ヶ月418円(1年間で5016円、10年間で5万160円!)。もちろん、安いに越したことはありません。

2024年11月現在、口座管理手数料最安水準の171円で誰もが利用できる証券会社・銀行は下表の11社です。少なくともこの11社の中から選べば、口座管理手数料で損することはありません。

無駄な費用はできるだけ抑える、これが賢く資産を増やす大切なポイントです。

金融機関名 初期費用 口座管理
手数料
SBI証券 2829円 171円
松井証券 2829円 171円
マネックス証券 2829円 171円
楽天証券 2829円 171円
auカブコム証券 2829円 171円
イオン銀行 2829円 171円
SMBC日興証券 2829円 171円
野村證券 2829円 171円
大和証券 2829円 171円
岡三証券 2829円 171円
りそな銀行
(新プラン)
2829円 171円

2.商品ラインナップが優れている金融機関を選ぶべし

「なるほど、口座管理手数料が最安水準の11社ならどこでもいいのね」と、結論を急ぐのは早計。

次に比較してほしいのが、11社それぞれの商品ラインナップです。

金融機関によって商品のラインナップはさまざま

iDeCo(イデコ)では毎月の掛け金で、定期預金(元本確保型)や投資信託(元本変動型)といった金融商品を買い付けますが、どの金融機関でも同じ商品を買えるわけではありません

みんなが欲しがる良い商品が揃っている金融機関もあれば、そうでない金融機関もあります。

口座管理手数料が最安水準の11社のうち、商品ラインナップが特に優れている金融機関は次の4社です。詳しくは、後述する各社評をご覧ください。

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
SBI証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託37本/
定期預金1本
松井証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託39本/
定期預金1本
マネックス証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託27本/
定期預金1本
楽天証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託35本/
定期預金1本

3.その他の付加価値にも目を配るべし

最後に、その他の付加価値にも目を配っておきましょう。

金融機関名 付加価値
松井証券 投資信託保有で松井証券ポイントが貯まる
auカブコム証券 投資信託保有でPontaポイントが貯まる(一部商品のみ)
SMBC日興証券 掛け金に応じてdポイントが貯まる
イオン銀行 イオン店舗内の窓口で365日相談可能

たとえば松井証券では、iDeCoで保有する投資信託の残高に応じてポイントが貯まるサービスがあります。また、auカブコム証券でも一部の投資信託ではありますが残高に応じてPontaポイントがもらえます。

また、WEBベースのやり取りに不慣れで、かつ平日はお仕事で忙しい方にとっては、イオン銀行の「365日窓口相談サービス」に魅力を感じるかもしれません。

各社の付加価値も比較!

このように、各社が備える付加価値について比較することで、より自分にピッタリの金融機関を見つけることができるでしょう。

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関ランキング2024

ここまで、iDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイントを解説しました。

ではここから、全国72の金融機関を比較してわかった「iDeCoおすすめ金融機関ランキング」を発表します。

各社の特徴、おすすめ商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1位SBI証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
SBI証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託37本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

SBI証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安水準の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品にかかる手数料も最安水準!

SBI証券のiDeCoは、商品にかかる手数料も業界最安水準のものばかりです。国内株式・債券、先進国株式・債券、新興国株式・債券の6カテゴリーの商品いずれも最安水準を取り揃えており、他社と比べても有利に資産形成ができます。

また、1本で複数の資産に均等投資できるタイプの商品(バランスファンド)もあるので、初心者でもカンタンに分散投資ができるメリットもあります。

〇 資料請求はカンタン!

① 申込ボタンクリック ② 空メール送信
③ 認証コード入力 ④「書面申込み」を選択

SBI証券の資料請求はとってもカンタン。空メール送信後、返信メールに記載されている認証コードで本人確認をして、氏名・住所・電話番号などを入力するだけでOKです。最後にお申込み方法で「書面申込み」を選ぶと、印字された申込書とともにiDeCo資料が1週間ほどで届きます

実際に届いたSBI証券iDeCo資料の写真
SBI証券のiDeCo資料請求はこちら!

PRりそな銀行

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
りそな銀行
(りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型))

初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託27本/
定期預金2本

〇 お近くの店舗で直接会って相談できる

りそな銀行のiDeCoなら、お近くの店舗で加入手続きから運用相談まで、窓口で相談することが可能です。わからないことが多い投資初心者には心強いサポートで、加入者の多くが「りそな銀行」を選んだ理由に、サポート面の充実を挙げています

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型)は、毎月の運営管理機関手数料が誰でもずっと0円です。つまり、毎月支払う口座管理手数料が誰でもずっと業界最安水準の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

ちなみに、大手銀行のなかで誰でも無条件で最安水準なのはりそな銀行だけです。詳しくは【2024年】大手銀行のiDeCo(イデコ)プランを徹底比較!おすすめ銀行はココだ!をご確認ください。

〇 ロボアドで運用商品選びをかんたんに

りそな銀行のiDeCoは、初心者の方も経験者の方も選びやすい運用商品ラインアップになっています。また、ロボアド『DC資産運用クリニック』では質問に答えるだけで、あなたに合った運用プランをご提案します。

りそな銀行のiDeCoのお申込みはこちら!

2位松井証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
松井証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託39本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

松井証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安水準の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品にかかる手数料も最安水準!

松井証券のiDeCoは、手数料が安いインデックスファンドがバッチリ揃っています。ややマイナー寄りの「国内リート」「先進国リート」まで広げるとむしろ「ナンバーワン」と言っても過言ではない品揃えです!

保有残高100万円にかかる各社のインデックスファンド年間手数料(信託報酬+その他経費)

※表を横スクロールすると全体を確認できます

  松井証券 SBI証券 マネックス
証券
楽天証券 auカブコム証券 イオン
銀行
SMBC
日興証券
国内株式 1,470円 1,470円 1,600円 1,460円 2,010円 1,600円 1,610円
国内債券 1,350円 1,350円 1,350円 1,600円 1,350円 1,600円 1,400円
先進国株式 1,040円 1,040円 1,040円 990円 2,600円 1,330円 1,510円
先進国債券 1,660円 1,660円 1,660円 2,050円 6,700円 2,050円 2,000円
新興国株式 3,590円 3,590円 3,590円 6,360円 5,580円 7,440円 3,590円
新興国債券 3,400円 3,400円 3,400円 6,400円 7,500円 4,630円 2,900円
国内REIT 1,910円 2,800円 1,920円 3,180円 2,790円 2,800円 2,300円
先進国REIT 2,730円 3,740円 3,740円 3,740円 5,950円 3,980円 2,980円
合計 17,150円 19,050円 18,300円 25,780円 34,480円 25,430円 18,290円

※2024/11/19時点の最新交付運用報告書の「1万口当たりの費用明細」「総経費率」を参考に算出

また、1本で全世界株式に投資できるタイプの商品や、複数の資産に均等投資できるタイプの商品(バランスファンド)もあるので、初心者でもカンタンに分散投資ができるメリットもあります。

〇 投資信託保有でポイントが貯まる!

松井証券のiDeCoは、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるメリットがあります。iDeCoで購入できるすべての銘柄が対象なので、人気の「eMAXIS Slimシリーズ」でもポイントを貯めることができます。これは他社にはない業界初のサービスです。

〇 「月曜から夜ふかし」でおなじみの桐谷さん愛用!

松井証券を愛用している桐谷さん

松井証券は、テレビ番組「月曜から夜ふかし」でおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年以上愛用しているネット証券として知られています。

ネット証券としての認知度が高いため意外に思われるかもしれませんが、じつは大正7年創業、創業100年の歴史ある証券会社で、多くの利用者がその安心感もメリットの一つに挙げています

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3位マネックス証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
マネックス証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託27本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

マネックス証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安水準の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品ラインナップが優秀

マネックス証券のiDeCoは、1本で全世界の株式に投資できるタイプや、8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)に均等投資できるバランスタイプなど、分散投資に便利な商品が揃っています。コストの安さも申し分ありません。

〇 無料ポートフォリオ診断ができる

投資ツールの使いやすさに定評のあるマネックス証券ですが、iDeCoでもロボアドバイザーによる無料ポートフォリオ診断を用意しています。年齢・投資経験・リスク許容度など簡単な質問に答えるだけで、どの商品にどんな配分で積み立てればいいかを判定してくれる優れものです。

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4位楽天証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
楽天証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託35本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

楽天証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安水準の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 「オールカントリー」「S&P500」も最安水準

2024年1月からiDeCoで取り扱う商品ラインナップに「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の2本が追加されました。どちらも業界最安水準の手数料で、iDeCoで取り扱うのは楽天証券だけです。

「オールカントリー」「S&P500」への投資は大変人気があるので、これだけでも「iDeCoで楽天証券を選ぶメリット大!」と感じる人も多いでしょう。

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5位auカブコム証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
auカブコム証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託26本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

auカブコム証券のiDeCoは、業界最安水準の171円の口座管理手数料で利用することが可能です。

〇 商品ラインナップは適正

主要8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)のインデックスファンドに加え、4資産に分散投資できるバランスタイプのファンドを揃えています。1本で全世界の株式に投資できるタイプの取り扱いがない点こそ気になりますが、商品ラインナップは適正です。

〇 Pontaポイントが貯まる商品がある

auカブコム証券のiDeCoは、保有残高に応じてPontaポイントが貯まる商品があります。対象商品は「auスマート・ベーシック(安定/安定成長)」「auスマート・プライム(成長/高成長)」です。au経済圏でPontaポイントを貯めている人なら一考の価値があるかも。

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6位イオン銀行

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
イオン銀行
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託23本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

イオン銀行のiDeCo口座管理手数料は業界最安水準の171円。誰でも無条件で171円なのは、銀行だとイオン銀行とりそな銀行しかありません。「証券会社より銀行がいい」という人におすすめです。

〇 365日いつでも対面で相談できる

イオン銀行のiDeCoならイオンのショッピングセンターにある店舗で365日いつでも対面で相談することができます。わからないことが多い投資初心者には安心感がありますね。

〇 商品ラインナップは適正

主要8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)のインデックスファンドに加え、8資産に均等投資できるバランスタイプのファンドを揃えています。ネット証券に比べてややコストが高い商品が多い点&1本で全世界の株式に投資できるタイプの取り扱いがない点こそ気になりますが、商品ラインナップは適正です。

7位SMBC日興証券

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
SMBC日興証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託28本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安水準

SMBC日興証券のiDeCoは、業界最安水準の171円の口座管理手数料で利用することができます。

〇 dポイントが貯まる

SMBC日興証券のiDeCoは、掛け金5000円ごとにdポイント1pt還元のサービスがあります。

〇 バランス型&全世界株の商品がないのは残念…

SMBC日興証券のiDeCo商品には、1本で複数の資産に分散投資できる低コストのバランス型がありません。また、1本で全世界株式に分散投資できる商品もありません。バランス型は初心者でも簡単に分散投資ができる大変便利な商品だけに、これは非常に残念ですね。

まとめ

ここまで、「損しないiDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイント」と「iDeCoおすすめ金融機関ランキング2024」を解説してきました。

いま一度、ランキングを振り返ります。

金融機関名 口座管理
手数料
商品
ラインナップ
備考
SBI証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託37本/
定期預金1本
 
松井証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託39本/
定期預金1本
投資信託保有で松井証券ポイントが貯まる
マネックス証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託27本/
定期預金1本
 
楽天証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託35本/
定期預金1本
 
auカブコム証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託26本/
定期預金1本
投資信託保有でPontaポイントが貯まる(一部商品のみ)
イオン銀行
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託23本/
定期預金1本
イオン店舗内の窓口で365日相談可能
SMBC日興証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託28本/
定期預金1本
掛け金に応じてdポイントが貯まる

選定ポイントは、以下のとおりです。

①まずは口座管理手数料が最安水準の金融機関を選ぶこと
②次に商品ラインナップが優れている金融機関を選ぶこと
③窓口相談やポイント還元などの付加価値を確認すること

最後になりますが、iDeCoの金融機関は途中で変更することも可能です。ただし、すべて一からやり直すことになるので、どうしても手間がかかります。

スムーズなiDeCoライフを送るためにも、この記事を参考に、初めからあなたにピッタリの金融機関を選んでくださいね。

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