みんなは何を選んでる?タイプ別iDeCo(イデコ)おすすめ運用商品
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定期預金、保険、投資信託……iDeCo(イデコ)の運用にはどの商品がおすすめですか?
iDeCo(イデコ)の運用を行う金融機関を決めたら、次は「商品選び」です。毎月積み立てる掛け金から、金融機関を通して商品を選んで運用していきます。ここでどんな商品を選ぶかで、将来受け取る額は大きく異なってきます。
iDeCoにはどのような商品があるのか、どの商品を選んで運用するのがおすすめなのか、お話しいたします。
iDeCo(イデコ)の運用商品は、「元本確保型」と「元本変動型」の2種類
iDeCo(イデコ)の商品は大きく分けて、「元本確保型」と「元本変動型」の2種類があります。
まず、元本確保型というのは、文字のとおり、元本が確保されているタイプのことで、具体的な商品としては「定期預金」や「保険」があります。
運用に回したお金(元本)が減るリスクは低く、原則として元本割れになることはありません。ただし、現在のような低金利の状況だと、大きく増える見込みはあまり期待できません。
例えば、あるiDeCo向けの定期預金の利率は0.02%で、また、ある積立年金保険の利率は0.005%です(2017年8月末時点の数字)。資産を増やすという意味では少し物足りなさを感じるかもしれません。
資産を増やしたいとお考えなら、おすすめは「元本変動型」
一方、元本変動型というのは、文字どおり、元本が変動するタイプのことで、具体的な商品として「投資信託」があります。
投資信託とは、投資家から集めたお金をもとに、運用の専門家(ファンドマネジャー)が株や債券などの複数の商品に投資・運用する金融商品のことです。
運用成績しだいで元本が増えたり減ったりする投資性の高い商品なので、資産を大きく増やせるチャンスがある一方で、逆に資産が減ってしまって、元本割れを起こす可能性もあります。
iDeCo(イデコ)の「元本確保型」と「元本変動型」、みんなはどっちを選んでる?
実際のところ、iDeCoへの加入を考えている人はどのような商品を選びたいと思っているのでしょうか?
野村総合研究所が公表した「iDeCoに関するアンケート調査結果」によると、元本確保型のみを選択すると回答した人は34%と最も多かったのですが、一方で、20%は元本確保型と元本変動型の両方で運用したいと回答しており、14%にいたっては、元本変動型のみを選択すると回答しています。
元本確保型へのニーズは根強いものの、意外にも元本変動型への投資に意欲を持っている人が多いことがわかりました。せっかくiDeCoで老後の資金を運用するのだから、これを機会にいろんな商品を使って運用したいと考えている人が多いのかもしれませんね。
iDeCo(イデコ)の運用商品を選ぶ3つのポイント
では具体的にどのような商品を選んで運用すればよいのでしょうか? iDeCo初心者の人向けに3つのポイントをお伝えいたしましょう。
ポイント1お金が減るのはイヤな人には、「定期預金」がおすすめ
「損したくないので、お金が減るのは絶対イヤ!」という人はかなり多いと思います。そういった人は、ムリに元本変動型の投資信託などで運用する必要はありません。元本確保型の定期預金だけで運用することをおすすめします。
iDeCo(イデコ)のメリットでご説明した通り、iDeCoで積み立てた掛け金は全額、所得控除され、所得税・住民税が軽くなります。このような節税効果を考えると、定期預金でかまわないので、まずはiDeCoを始めてみることが大事といえるでしょう。
ポイント2どんな投資信託を選べばよいのかわからない人は、「バランス型」がおすすめ
将来受け取る額を増やしたいと考えているなら、元本変動型の投資信託を組み入れて運用することも検討してみましょう。
ただ、ひとくちに投資信託と言っても、「株式型」「債券型」「REIT(不動産)型」などその種類はたくさんあります。どの投資信託を選べばいいのかわからない……という人は、「バランス型」の投資信託から始めてみることをおすすめします。
バランス型の投資信託というのは、さまざまな資産や国にバランスよく投資しているタイプの投資信託です。そもそもこれから最も増える資産を予想して投資をするのは難しいことです。であれば、株式や債券、REITなど、各国のさまざまな資産がバランスよく配分されているバランス型で安定的な運用を目指すのがラクといえます。
まずはバランス型の投資信託で運用してみて、投資について学んで慣れるトレーニングを積んでみてはいかがでしょうか。
ポイント3コストがかかるのがイヤな人は、「信託報酬」が低い投資信託がおすすめ
投資信託は、運用している間に「信託報酬」というコストがかかります。信託報酬は年0.5〜2%程度がかかるのが一般的ですが、これがなかなかあなどれません。
仮に投資信託の運用収益が年2%だったとしても、信託報酬が年1.5%であれば、実際の儲けは0.5%(=2%-1.5%)しか残らないことになります。これが長期になると信託報酬が積み重なり、運用で増やすチャンスを逃すことにもなるのです。
運用コストを抑えたいなら、信託報酬が低い投資信託を選ぶことをおすすめします。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの指数と同じような値動きを目指す「インデックス型」の投資信託は、信託報酬が低めです。
iDeCoで運用する投資信託で信託報酬が低いものはどれなのか知りたい方は、iDeCoナビの「信託報酬ランキング」をチェックして、比較検討することをおすすめします。
今回の回答者:
たあんと編集員・新井宏之
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
中央大学法学部卒業後、編集制作会社でマネー・ビジネス系の書籍・ムック・雑誌の編集に従事。その後、ジョインベスト証券(現・野村證券)でWEBサイトの編集、株式会社オールアバウトでマネー誌『あるじゃん』、All Aboutサイトのマネー領域の編集などを務めたのち、株式会社想研に入社。
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